電気分解装置を作ってみた

みなさんこんにちは。応化くまくです。

今回のジャンルは化学ではなく初の電子工作です。自分は知識が完全にゼロの状態で作るので、電気つよつよな友達に教えてもらいながらやりました。感謝。
今回作る電気分解装置ですが、電子工作のスキルはかなり初歩的なものでできます。まあそれだけ簡素な作りになりますが。電子工作に関して解説できる知識がないのでもう早速始めていきましょう。

使用部品(充電ケーブルと電極以外は全て秋月電子通商で購入しました。)
・ブレッドボード
・コネクタ付コード(みの虫クリップ×ジャンパーワイヤ)
・ブレッドボード用DCジャックDIP化キット
・PC用ACアダプタ(9V)
・適当な電極(今回は金属製のクリップ)

◆使用道具◆
・はんだごて
・はんだ

◆手順◆
まず、装置への電力の供給源であるDCジャックを組み立てます。
① プリント基盤に裏から、4本つながっている足(4連ピンジャック)を差し込み、表の面からはんだ付けします。


② 本体を表から取り付け、裏面からはんだづけします。


これをブレッドボードに取り付けます。
DCジャックとコードをこのようにとり付け、コードに電極を取り付けたら完成です。


◆動作確認◆
① DCジャックにアダプタを挿し通電します。
② 電極同士がくっつかないように気を付けながら薄い食塩水(BTB溶液で着色しています)に付け、気体が発生する事を確認します。


以上で完成です。
手順を文字にしてみたらかなり簡単ですが実際初めてやってみると配線の仕方が全く分からなかったのでかなり苦労しました。簡素な作りなのでもう少し知識が付いたら改良していきたいと思います。(せめてスイッチはつけたい。)
また一度うっかり電極同士がくっついてしまい、パチっという音とともに火花が飛んで焦りましたが、なんとか壊れずにすみました。みなさんも感電と火事には気を付けましょう。電気分解にまつわる詳しい解説や実験は改めて化学部の方で記事にしたいと思います。それでは今回は短い(いつもが長い)ですがここら辺で。
読んでくださりありがとうございました。
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