異色（物理）の実験をよくやりますが、優れたケミストというよりはくたびれたモルモット寄りの人間です。
よろしくお願いします。
はてさて、世間では花粉のピークを過ぎたとかすぎないとか囁かれていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか？
自分は毎日夜になるとくしゃみ連発で顔中の穴という穴から汁という汁をぶちまけて瀕死の重症になっております。
表題の通り今回は自分が実践している花粉症対策について紹介したいと思っているのですが、理系による花粉症対策と聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。よく効く薬？トンデモ健康法？
同じ理系でも自分は所長と違って薬には詳しくなく、とりあえず処方薬飲んでおけばいいんじゃね？という程度のリテラシーです。
トンデモ健康法は論外…と言いたいところですが、人によっては自分の方法もトンデモ健康法にカテゴライズしそうですね。
前置きが長くなりましたが、自分の実践する花粉症対策、それは
「鼻にワセリン」
です。
みなさまは、薬局などに売られている鼻の穴に塗るクリームをご覧になったことはありますでしょうか。5gのチューブで800円以上します。高い。
ムカつくことにこいつら、ただのスースーするクリームなだけで、なんの医薬品も含んでないんですね。パッケージの裏側をみても、長鎖炭化水素とメントール以外の成分は入っていない（笑）
でも、これを逆手に取ることもできます。ただの無色のネトネトならよく知ってる安価なやつがあるじゃないですか、しかも人体用。そう、ワセリンです。
7gで100円（110円）という超安価！グラム換算で10分の1以下のコストカットが可能になるわけです。このワセリンを綿棒なんかで鼻の穴の中に塗ると、間欠泉のようなくしゃみもけっこう落ち着きます。
とはいえこれだとジェネリックになってませんね、ちゃんと副成分もドーピングしましょう。
えー、これは白いこnゲフンゲフン。メントールの結晶です。千円くらいで大量に買えますので、スッキリした香りが好きな方にはオススメです。
こいつを麺棒で砕いていきます。
ちなみに砕いたメントールを袋ごとポケットティッシュと一緒に収納すると、ポケットティッシュが爽やかな香りになるというライフハックがあります。
話が逸れましたね、丁寧に細かく砕いたメントールの粉をスパチュラ1杯～2杯程度、ワセリンにぶっこみます。2杯入れるとたぶん猛烈な爽快感で鼻から吹雪が出せます。
これを竹串とかでまぜて…
完成。なんかばっちいですね。
気になる人はちょっとあっためてから静置しといてください。平面に戻ります。
ただまあ、どうせ綿棒突っ込んで使うので、自分的にはわざわざ整地しなくてもいいかなという感じです。
使う時は綿棒に取ってから鼻の穴に塗ってくださいね。反対の穴にぬるときは、綿棒の反対側とか、別の綿棒を使うように。いいですか、くれぐれも同じ綿球を使ってはいけません。鼻の中では黄色ブドウ球菌が大繁栄してますから、それを拡散するのはテロ行為…。
ところで誰か、スギ花粉のテロ行為を止めてくれませんかね。
ええい、焼き払え！！！
OTCって高くね？ヒスタミンドバドバの理系が花粉症に対抗したらこうなった
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