キクバナイグチ【ソルサビラの森】


キャラデザ/イラスト/解説: 麻殻樂野
キャラクター設定


学名:Boletellus floriformis
和名:キクバナイグチ(菊花猪口)
分類:担子菌類イグチ目オニイグチ科キクバナイグチ属
食毒:可食
発生時期・場所:夏~秋、広葉樹林の林床、樹木の根元

亜熱帯地域に広く分布するきのこ。
傘の表面を覆うローズレッドの鱗片が、成長とともに亀裂が入り菊の花を連想させる模様が形成されるためこの名前がついた。
近年まではキクバナイグチは本種のみとされていた。
だが2016年にキクバナイグチ、コガネキクバナイグチ、ヒビワレキクバナイグチの3種に再分類された。この属菌の基準種は本種である。
見た目の特徴として、傘の直径は5~10cmほど、ほか2種に比べ鱗片の色の主張が強く鮮やかに見られる。また、イグチ特有の青変(特に菅孔など、傷をつけた部分が酸素に触れ青く変色する現象)もみられる。

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