ドクツルタケ【キノコ擬人化】



キャラデザ/イラスト/解説:あさの

学名:Amanita Virosa
分類:担子菌門ハラタケ目テングタケ科テングタケ属
食毒:猛毒
発生時期/場所:夏~秋/各種林内の地上

大型で、自然内で目にすれば思わず目を奪われるほどの純白さを持つきのこ。
その美しさの一方、中毒例の多さからシロタマゴテングタケ、タマゴテングタケと並んで「世界三大猛毒きのこ」として数えられ、海外では「死の天使」「殺しの天使」の異名を持つ程の毒性の強さを誇る。
有毒成分は環状ペプチド。致死量はわずか6gで、誤って口にしてしまった場合は胃洗浄などの適切な処置を行わなければほぼ確実に死に至る。
症状はコレラのような下痢・嘔吐などが1日程度で収まったかと思えば、忘れたであろう1週間後に肝臓や腎臓などの臓器が破壊されるという二段構え。
見た目がよく似たきのこが多く存在するため、どのきのこにも言えるが素人だけでの判断は極めて危険である。

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