カエンタケ【キノコ擬人化】


キャラデザ/イラスト/解説:あさの

学名:Trichoderma cornu-damae
分類:子嚢菌門ボタンタケ目ボタンタケ科トリコデルマ属
食毒:猛毒
発生時期・場所:夏~秋、広葉樹林の地上

火炎のような真っ赤な姿で地面から突き出るように生える、言わずと知れた猛毒キノコ。
毒性分はカビ毒の一種であるトリコテセン類で、類似した化合物が化学兵器としても使用された。
致死量は3g。触るだけでも危険だが、食した場合には胃腸や神経系など全身に不全症を起こした後に死に至る。
脱皮や脱毛、粘膜びらんなど人体の外面にも
特徴的な症状が現れる。皮膚刺激性も強いため、汁が皮膚に付着するだけでも炎症を起こす。
また本種は、食用のベニナギナタタケと似ているため、
誤食などには十分注意が必要である。

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